証拠を追いすぎない判断も探偵の技術|40代女性 K・Mさんの場合
深夜の電話に違和感を覚えた依頼者。
慎重な判断が次回調査へつながった行動調査事例
調査概要
| 調査項目 | 神奈川県横浜市青葉区・平日1日の行動調査 |
|---|---|
| 調査の動機 | 深夜に親しげな電話をすることが増え、浮気を疑うようになったため。 |
| 調査の目的 | 浮気相手の有無を確認し、事実関係を把握するため。 |
| 調査費用 | 175,000円 |
| 対応店舗 | 横浜営業所 |
今回ご相談いただいたのは、神奈川県横浜市にお住まいの40代女性 K・Mさん。対象者は同年代のご主人で、会社員として勤務されています。
依頼者様が違和感を覚え始めたのは、半年ほど前から対象者が家族の就寝後、自室へ入って電話をすることが増えたことでした。それまではリビングでテレビを見たり、夫婦で会話をしたりして過ごすことが多かったものの、最近では決まって自室や寝室へ移動し、ドアを閉めて長時間話す日が続いていたそうです。
ある夜、ふと目が覚めた依頼者様は対象者の自室から「そうだね」「またね」「いいね、今度行こうよ」と楽しそうに話す対象者の声を耳にしました。相手の声までは聞こえなかったものの、仕事の連絡とは思えない柔らかな口調だったことが強く印象に残り、「もしかすると女性と話しているのではないか」という疑念が頭から離れなくなったといいます。
その後も同じような電話は何度か続きましたが、決定的な証拠があるわけではありません。問い詰めて関係が悪くなることは避けたい一方、このまま何も知らずに過ごすことにも不安を感じていた依頼者様は、まずは事実を確認したいとの思いから横浜営業所へご相談くださいました。
今回の調査プラン
- 調査員数:2名、調査用車両を使用
- 調査計画:対象者の退勤から帰宅までを確認し、接触人物や立ち寄り先を把握する。
- 調査内容:徒歩尾行と公共交通機関を組み合わせ、退勤後の行動を調査する。
◆17時30分 横浜市青葉区の対象者勤務先付近で調査開始
調査員2名は対象者の勤務先周辺へ配置し、退勤後の行動確認を開始しました。
勤務先周辺はオフィスビルや商業施設が立ち並び、夕方になると多くの会社員が最寄り駅へ向かうエリアです。帰宅する人の流れに自然と紛れながら尾行できる反面、対象者を見失わないよう調査員同士が連携し、視認を切らさないことが重要になります。
事前に依頼者様からは「普段は17時45分から18時頃には退勤することが多い」と伺っており、今回は退勤直後から女性との接触があるかどうかを重点的に確認する計画です。
◆17時45分 対象者が勤務先を退勤
17時45分、対象者が勤務先ビルから姿を現しました。
対象者はスーツ姿のままビルを出ると、足早に最寄り駅方面へ歩き始めます。途中で買い物や寄り道をする様子はなく、一定の速度を保ったまま歩道を進行していました。
調査員は対象者との距離を適宜調整しながら尾行を継続しますが、この時点では特定の人物と接触する様子は確認されません。退勤直後の行動は一見すると普段どおりの帰宅にも見えましたが、このあと対象者には通常の帰宅とは異なる動きが徐々に見られるようになります。
◆17時55分 後方を気にするような行動を確認
勤務先からおよそ10分ほど歩いたところで、対象者は歩調を緩め、ショーウインドウの前で立ち止まりました。
商品を眺めているようにも見えましたが、ガラスへ映る後方へ視線を向ける仕草が数回確認されます。その後も歩き始めては振り返るような動きを繰り返しており、周囲の様子を意識している印象を受けました。
調査員は対象者の視界へ入らないよう歩行位置を変更し、前後の距離を通常より大きく取りながら慎重に対応します。
現時点で調査を警戒していると断定できる状況ではありませんが、尾行ではこうした小さな変化を見逃さず、対象者の様子に応じて調査方法を柔軟に切り替えていくことも重要になります。
◆18時05分 コンビニへ立ち寄る
対象者は駅へ向かう途中、コンビニエンスストアへ入店しました。
店内では飲料を1本購入したのみで、滞在時間は数分程度です。しかし退店後もすぐには歩き出さず、店舗前でスマートフォンを操作しながら周囲へ目を向ける様子が見られました。
仕事帰りにスマートフォンを確認すること自体は珍しい行動ではありませんが、その後も対象者は歩き始めてから再び後方へ視線を向けるなど、周囲を気にするような動きを続けています。
調査員は無理に距離を詰めることはせず、人通りを利用しながら一定の間隔を保って尾行を継続しました。
◆18時15分 最寄り駅へ到着
対象者は最寄り駅へ到着すると、改札を通過してホームへ向かいました。ホームへ降りた対象者はすぐに乗車位置へ並ぶことはせず、そのままホーム先端方向へ歩いていきます。
電車を待つ様子はなく、先端付近まで進んだあと、線路沿いやホーム全体へ視線を向けながら数十秒ほど立ち止まる姿が確認されました。その後はホーム中央付近まで戻り、到着した電車にも乗車せず見送ります。
調査員は対象者から十分な距離を確保しつつ状況を確認していましたが、通常の帰宅行動とは異なる動きが続いていることから、本部とも情報共有を行いながら慎重に尾行を継続することとなりました。
◆18時25分 一駅で降車し、不自然な移動を繰り返す
対象者は一本見送った後に到着した電車へ乗車し、約3分後に一駅先で下車しました。
調査員も一定の距離を保ちながら同じ駅で降車しますが、対象者は改札へ向かうことなくホーム内をゆっくり歩き始めます。再びホーム先端付近まで移動すると、ホーム全体を見渡すように周囲へ視線を向け、その場でしばらく立ち止まる様子が確認されました。
電車を待つ様子も、誰かと待ち合わせをしている様子も見られず、そのままホーム中央へ戻ると、再び別の電車へ乗車して移動を開始します。
ここまでの行動だけでも、通常の帰宅途中には見られない動きが複数確認されており、調査員は対象者の視界へ入らないよう位置を調整しながら慎重に対応しました。尾行調査では、対象者の行動に合わせて無理に距離を詰めることは調査発覚へ直結する恐れがあります。調査員は互いに適宜位置を入れ替えながら、対象者へ違和感を与えないことを最優先に尾行を継続しました。
◆18時45分 駅ビル内を巡回
対象者は再び電車を降りると、駅直結の商業施設へ入館しました。
飲食店や物販店が並ぶフロアを歩きますが、店舗へ入る様子はありません。エスカレーターで上階へ移動したかと思えば、数分後には何も購入せず下階へ戻り、別の出入口から一度屋外へ出ます。
その後も再び館内へ戻るなど、目的地へ向かう様子は見られず、同じフロアを何度か往復する行動が続きました。
調査員は対象者の動きに合わせて徒歩担当を入れ替えながら対応しましたが、館内は視界が開ける場所も多く、同じ人物が長時間視界へ入ることは避けなければなりません。対象者の警戒心が高まっている可能性も考慮し、本部へ現在の状況を逐次報告しながら調査を進めます。
◆19時10分 本部へ状況報告
対象者は駅ビルを出た後も、広場を一周してから再び館内へ戻るなど、不規則な移動を繰り返していました。
ここまで約1時間半にわたり、特定人物との接触や飲食店への入店は確認されていません。一方で、後方確認やホームでの不自然な動き、駅ビル内での巡回など、通常の帰宅行動とは考えにくい行動が継続しています。
調査員は本部へ現在の状況を詳細に報告し、今後の調査継続について協議を行いました。
尾行調査では、その日の証拠取得だけを優先するのではなく、対象者へ調査を悟られないことも極めて重要です。一度でも調査を察知されてしまうと、その後の証拠収集が著しく困難になるケースは少なくありません。
協議の結果、本部は「現時点では無理に追尾を続けるよりも、対象者の警戒心をこれ以上刺激しない判断が望ましい」と結論づけました。
◆19時30分 依頼者様へ状況をご報告
本部は依頼者様へ連絡を行い、現在までの調査経過をご説明しました。
「女性との接触は確認できていないものの、対象者には通常の帰宅行動とは異なる警戒行動が継続して見られること」
「このまま調査を続行した場合、対象者へ調査の存在を疑われる可能性が高まること」
をお伝えしたところ依頼者様も状況をご理解くださり「今後のためにも無理はしないでください」と調査終了をご承諾いただいています。
また、対象者の警戒行動は依頼者様がLINEにて頻繁に連絡を送っていたことも一つの要因だったようです。
普段は帰宅時間の確認などはしない依頼者様でしたが「いつ帰るのか」「夕飯はいるのか」など、こまめに行動確認をしてしまったため怪しんだのではないか、と依頼者様よりお聞きし、以後は控えてただくようお伝えしました。
依頼者様にとっては証拠が得られなかったことへの残念なお気持ちもあったかと思いますが、将来的な調査成功の可能性を残すためにも、この判断が最善であると考えました。
◆19時40分 本日の調査を終了
依頼者様のご了承をいただいた後、本部の判断により本日の調査を終了しました。
対象者はその後も駅周辺を移動していましたが、調査員は無理な追尾を行うことなく現場を離れています。
浮気調査では「最後まで追い続けること」が必ずしも正解とは限りません。
状況によっては一歩引く判断を行うことで、対象者の警戒心を高めず、次回以降の調査でより確実な証拠取得につなげられるケースもあります。
今回もその考えに基づき、調査員・本部・依頼者様で情報を共有したうえで、調査全体を見据えた判断を行いました。
今回の調査結果
今回の調査では、不貞相手と思われる人物との接触やラブホテルへの出入りなど、不貞行為を裏付ける証拠は確認されませんでした。
一方で、対象者は退勤後から終始周囲を気にするような行動を繰り返し、ショーウインドウへ映る後方を確認する仕草や、ホーム先端まで歩いて周囲を見渡す行動、駅ビル内を目的なく巡回するなど、通常の帰宅とは異なる様子が複数確認されています。
このような状況で無理に尾行を続けると、対象者へ調査を察知され、その後の証拠収集が困難になる可能性があります。
今回は依頼者様へ状況をご説明したうえで調査を終了し、対象者の警戒心が薄れるタイミングを見計らって改めて調査を実施する計画をご提案しました。
浮気調査では、証拠を取得することと同じくらい「調査を発覚させないこと」も重要です。経験豊富な探偵事務所では、その場の状況に応じて調査を継続するか、あえて終了するかを総合的に判断し、長期的な視点で証拠取得を目指します。
報告を受けた依頼者様も「証拠がなかったことは安心しましたが、この警戒ぶりを見ると、やはり一度きりでは判断できませんね」と話され、後日、対象者の警戒が落ち着いた頃を見計らって改めて調査を実施する方向でご契約いただくこととなりました。

そよかぜ探偵事務所は、浮気・不倫調査専門の探偵です。
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- 本当に浮気しているか確かめたい
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など、少しでも当てはまるお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
